top of page
外反母趾.png

JR神戸元町駅、各線三宮駅からすぐの「神戸元町osteopathy32」は

理学療法士の豊富な経験と知識を持ち​

​オステオパシーというアメリカ生まれの整体を専門とする

日本では数少ない整体院です。

外反母趾の解決のカギは

本当の原因を探し出すこと

 外反母趾は、足の親指が外側を向いた状態ですが、指先だけを器具で開いたりマッサージしたりしても、一時の痛みを軽減する手段でしかありません。親指が外を向いているのは「結果」であり、「原因」であることはほとんど無いからです。

外反母趾 足.png

 もしあなたが、マッサージなどでの目先の解消ではなく根本的な改善を目指そうと思われるなら、全身を丁寧に評価し真の原因を見つけ出すことが必要です。

一般的な原因①

​ハイヒールの常用

 ハイヒールの常用に関しては、女性では職業柄仕方なくといったことも多く聞かれます。

 足の構造は、前半分が地面の形状に柔軟に対応できるように可動性が高く、後ろ半分はしっかりと体重を支持できるように作られています。そして人は普通に立っているだけで、足の前半分に体重の約1/3がかかり、後ろ半分には約2/3がかかっていると言われています。

ハイヒール.png

 通常はこのように構造にあった荷重が行われているのですが、ヒールの高い靴を履くことでつくりが弱い前半分に荷重が多くなり、筋肉や靭帯に負担が増えていくこととなります。

 

 ​それが一度や二度であれば、人体はそんなにやわではないので問題ありません。しかし仕事などで毎日毎日繰り返していると、やがて筋肉や靭帯の頑張りだけでは絶えることが出来なくなり、足の形状が破綻していってしまいます。

 では足の形状が破綻するということをもう少し詳しく説明します。

 

 人の足は通常、体重がかかることで土踏まずがつぶれていくように出来ています。そうすると、中足骨という足の甲にある骨が放射状に広がろうとします。その結果として指の骨は、それぞれ連動するように変位するのですが、親指に関しては人差し指の方を向くようになります。

 この一連の流れに対し、ハイヒール常用などにより度を越えた負荷が繰り返されてしまうと、外反母趾と診断されるレベルへと変化していくのです。具体的には「理学療法での解決策をご覧下さい。

一般的な原因②

​歩き方

 正常とされる歩き方は、足底にかかる圧力が踵の外側から小指側にすすみ最終的に親指へと抜けていきます。

 これが外反母趾になっている方では、踵から指先までずっと足の内側に圧力が加わりながら歩いているとされています。

 このように内側に圧力をかけて歩こうとすると、モデルさんのような一本の線上に足を置いて行くような歩き方になります。

モデル.png

 結論としては、この歩き方により過剰に土踏まずが潰されるような力がかかり、外反母趾に繋がっているのです。

 

 特にハイヒールを普段からよく履く方は、是非「原因①ハイヒールの常用」もご覧ください。

一般的な原因③

​姿勢

 姿勢が崩れる原因は、端的に言うと体幹が弱っているということが大きな原因です。

 

 体幹が弱ると姿勢を維持することが出来ず、腰が丸くなります。すると身体としてはガニ股にならざるを得なくなり、相対的に膝下は内側にねじれる形をとります。

姿勢の悪い女性.png
O脚.png

このような一連の流れを運動連鎖の破綻と言いますが、この破綻により足は内側に荷重が起こり土踏まずが潰されていき、指先が外側に向くような力が加わることで外反母趾が完成していきます。

原因①「ハイヒール常用」の解決策

​理学療法ver.

【インソール(靴の中敷き)】

 基本的にはかかとが内側に倒れてくることで土踏まずのアーチが崩れていくので、その内側への倒れ込みを止めるように「載距突起(さいきょとっき)・足のかかとにある骨」を高くすることが多いです。

 加えて母指球と小指球を繋ぐ横アーチの頂点を高くする目的で「中間楔状骨(ちゅうかんけつじょうこつ)・足の真ん中にある骨」を高くすることもあります。

 場合によっては、かかとの外側を高くすることもよくあります。

 

 これらは実際に動作や足の形をみてオーダーメイドで作らなければ意味のあるインソールにはなりません。

 

 当院ではインソール(入谷式足底板)を作成可能であるため、ご希望の方はご相談ください。

足の裏.png
【足の土踏まずのアーチを保持するエクササイズ】

 アーチを保持するのに「足底腱膜(かかとの骨から足の指の付け根にかけて膜のように広がる、強靱な繊維状の組織である腱)」が約8割影響しているという研究があります。

 

 なのでエクササイズとしても、この「足底腱膜」の適度な緊張を回復することを重視しています。

 キーになるのは「足底腱膜」に付着を持つ「短趾屈筋」という筋肉ををいかに収縮させるかです。これを実現させるにはショートフットエクササイズという運動や足の指の開閉などが有効です。具体的には来院時にご相談ください。

​ここまでは聞いたことのある方もいるかもしれません。

でも、これよりもっと根本的なアプローチ法があるのをご存じですか?

原因②「歩き方」の解決策

​理学療法ver.

【歩行指導】

 効率的な歩行、特に足部の機能を高める歩行として「常歩(なみあし)」歩きが有効と考えています。

 

 ぼくは以前から常歩研究会という「なみあし」歩きの研究会に所属し学ばせていただいていますが、外反母趾だけでなく、膝や股関節の痛い方の歩きの改善には非常に有効であると感じています。

 

 別名「二軸歩行」ともよばれるこの歩き方は、歩く時のストレスが極端に減るため、その場で改善がみられることも多くあります。

​ 必要な方、ご希望のある方には助言させていただきますので、お気軽にご相談ください。

歩く男性.png
ウォーキング 女性.png

​上の方法はとても有効な解決法です。

でも、これよりもっと根本的なアプローチ法があるのをご存じですか?

原因③「姿勢」の解決策

​理学療法ver.

【姿勢を適切に保つためのエクササイズ】

 適切な姿勢を保つには、体幹を強くするエクササイズが有効になります。

 有名なものとしてはプランクという、うつ伏せの状態で前腕と肘を地面につけ姿勢を一定時間キープするエクササイズがあります。非常にシンプルな方法にはなりますが、強度が高く、慣れていない人にとってはかなりしんどいものです。

プランク.png

 そこで、ぼくが初心者の方にお勧めしたいのは、呼吸を使ったドローイン(お腹をへこませる運動)やブリージング(お腹の圧力を高める運動)というエクササイズです。これを目的に応じて助言します。個別にその方に合った方法を実践していただくことで、より早く改善していきます。ご希望のある方は、お気軽にご相談ください。

深呼吸(寝).png

​体幹を鍛えるのは、外反母趾に限らず健康のために有効な方法です。

でも、お悩み解決のためにこれよりもっと根本的なアプローチ法があるのをご存じですか?

オステオパシーでは

このように解決に導きます

 一般的に根本解決と言われているのは、先に挙げたような理学療法でのアプローチを指します。​しかし、オステオパシーでの根本解決は、さらにその奥の「その姿勢や歩き方をしなければならなくさせている力」を探り、アプローチします

 そのためには、まず全身に対して、どの場所にどのような力が加わっているのかを知る必要があります。その技術に長けているのがオステオパシーなのです。それを調べるために、基本的に初回は全身の検査を行っています。

 さらに毎回の施術も、オステオパシーの「傾聴」という技術を使って身体の声を聴くことから始めています。私はこの傾聴の技術こそが、オステオパシーがその他の整体とは大きく異なる点だと考えています。

骸骨 前面.png
全身 筋肉 後ろ姿.png

 傾聴では、全身を覆う膜組織などのテンション(緊張)をたどることで、その時その時で身体に最も影響を及ぼしていると考えられる部分をあぶりだします。時にはご本人も驚かれるような、思いもよらない部分が原因であると明らかになることもあります

 ご本人でさえ驚くということは、第三者に簡単に分かるはずもないので、一般的な整体では見落とされがちなのでしょう。これを可能とするオステオパシーは、本当の意味での根本解決に欠かせないものだと当院では考えています。

神戸元町osteopathy32では、

オステオパシーと理学療法士の

2つの視点で原因を見つけ出します

 当院では出来る限り早く「原因」にたどり着くため、以下の流れで施術を行っています。

 

①問診でお聞きした情報をもとに、理学療法士の得意分野であ「運動学的」な視点で、全身の関節の動き・姿勢のチェックをします。

 

②次に、オステオパシーの得意分野である「解剖学的」な視点で触診を行い、身の状態をチェックします。これは、訓練により習得した繊細な感覚を使い、体の中の膜を通して、全身で何が起こているのか、どのような力がかかっているのか等を探ります。

 そして、お悩みの症状を引き起こしている本当の原因に対し、オステオパシーの手技を用いてアプローチしていきます。

 

​ このように、二つの視点で原因を推察できるのは、国家資格である理学療法士としての豊富な勤務経験と、日々オステオパシー技術の研鑽を欠かさない当院だからこそできる強みだと思っています。

 

※オステオパシーは、アメリカでは医療として行われており(国家資格であり、医師と同等の医療行為が認められている)、世界には同様に普及してきている国もありますが、日本においては現時点では民間療法のいわゆる「整体」としての位置づけになります。

bottom of page